住所調査を自分だけで行うことは可能か?
相手の住所を知りたいとき、「自分でどうにか住所調査ができないか?」と試行錯誤される方は多いようです。しかし、そもそも自分だけで住所調査ができるのでしょうか? 長年にわたり数々の住所調査を承ってきた探偵事務所アーガスが、「ご自身で住所調査ができるのか」を解説いたします。
住所調査は自分だけでできないの?
結論から申し上げますと、ご自身で住所調査をされるのはおすすめいたしません。
時間や手間もかかりますし、通報などのリスクが高いからです。
確かにご自身で住所調査を行った場合、探偵へ依頼をするよりも費用を抑えられるかもしれません。
ただ、仮にご自身で住所調査をしようとしても、成果を得られるどころか、住所調査そのものがスムーズにいかない場合が多いでしょう。
セルフ住所調査のデメリット、リスク
ご自身で住所調査を行おうとした場合、まず3つの方法が考えられます。
- 戸籍の附票、住民票の除票で確認する
- ブログやSNSなどで住所調査をする
- 尾行や張り込みをして住所を突き止める
住所調査の対象者が元配偶者であるのなら、条件を満たしたうえで戸籍の附票、および住民票の除票を請求すれば、現在の転居先を把握できる場合があります。しかし相手が戸籍・住民票の「閲覧制限」をかけている場合は、こちらから取得できません。その時点で、別の住所調査方法を考えなくてはなりません。
また相手のブログやSNSのアカウントが特定できている場合、現在の居所を把握できる可能性はあります。
ただし、ネットでは大まかなエリアしか分からず、確実な住所調査は難しい場合が大半です。
そして3つめの「尾行・張り込み」ですが、一般の方が行う住所調査の中ではもっともリスクが高く、危険な方法です。
そもそも「尾行」は、探偵業法で認められた探偵のみが行える行為です。
一般の方が住所調査のために尾行をしてバレた場合、相手との関係性が悪化したり、ストーカー扱いされて警察沙汰になったりするリスクがあります。
さらに、尾行がバレなかったとしても、結果が得られなかった……というケースはかなり多いです。
一般の方のセルフ住所調査の難しさは聞き込みでも同じ
一般の方の住所調査の難しさは、「聞き込みによる住所調査」においても同じことが言えます。
たとえば相手の関係者に聞き込みを行った場合。それが人づてに本人へ伝わり、余計に姿を隠してしまうことがあります。
特に借金など、後ろめたい理由で居所が分からなくなっている相手は、セルフ住所調査によってかえって手がかりが掴めなくなってしまうケースも多いです。
探偵事務所の住所調査は「効率的に結果が得られる」のが魅力
失敗したときのことを考えると、やはりセルフ住所調査はリスクが高い行為だといえます。
ご自身で住所調査をするよりも、探偵にお任せいただいた方がリスクも少なく、満足のいく結果が得られる可能性が高いでしょう。探偵事務所に住所調査を依頼すると、次のようなメリットが得られます。
- 独自ネットワークにより、一般の方では入手できない情報が手に入る
- 住所調査に対し長年のノウハウを持っている
- 法的手段に訴える際の「有効な証拠」を集められる
- 住所調査に自分の時間、労力を費やさずに済む
- 遠方でも住所調査してもらえる
- 万が一のトラブル(警察を呼ばれるなど)を避けられる
独自ネットワークにより、一般の方では入手できない情報が手に入る
住所調査を扱っている探偵事務所では、独自のネットワークを持っています。このネットワークを駆使してデータ調査や聞き込みを行うことで、一般の方では知り得ないような情報を入手できるのです。
住所調査に対し長年のノウハウを持っている
「餅は餅屋」という言葉があるように、探偵は住所調査のノウハウが豊富で、かつ高いスキルを持っています。
このノウハウ・スキルに加え、独自ネットワークを組み合わせて住所調査を行うため、結果を得られる可能性が極めて高くなります。
法的手段に訴える際の「有効な証拠」を集められる
詐欺師が対象となる住所調査の場合、相手の住所などの証拠を得ることで、警察への通報・訴訟などが有利に進められる可能性が高くなります。
調査に自分の時間、労力を費やさずに済む
「自分の時間や労力を犠牲にせずに調査ができる」という点も、住所調査を依頼する大きなメリットです。
相手の居所にまったく見当がつかない場合、自分で調べようとすると住所調査にかなりの時間・労力を費やしてしまうでしょう。住所調査が長引けば、交通費などの費用もかさみます。
また住所調査を希望される方の中には、仕事や介護、子育てなどで「動きたいけれど時間が作れない」という方も多くいらっしゃいます。
さまざまな事情がおありであっても、探偵に依頼すれば、“住所調査の結果のみ”を効率よく入手できます。
住所調査のために、ご自身の生活や自由時間、ムダなお金を犠牲にする必要もないのです。
これはトータルで考えれば、依頼費用以上の効果があるとも考えられるでしょう。
住所調査の方法について
住所調査にはさまざまな手法が存在します。
「地道な聞き込み」によるベーシックな住所調査に始まり、特定の情報データをもとに痕跡から居場所を判明させるなどの「データ調査」も可能です。
※住所調査の手法は、御依頼者がお持ちになる情報量により異なります。
まずは一度、担当相談員までお話をお聞かせください。
①聞き込みによる住所調査
対象者に関連があると思われる人物へ、探偵が聞き込み調査を行います。
調査期間は2週間~1ヶ月など、ケースバイケースとなります。
②データ調査(情報調査)
探偵独自のデータベースを駆使しつつ、生年月日や氏名、携帯電話番号、勤務先、学職歴などの情報から対象者の現住所を割り出す住所調査です。
③その他、尾行・張り込みなど
住所調査でお寄せいただく情報や相手の行動次第では、探偵が尾行・張り込みを行い、居住地等を特定する場合もございます。
【住所調査で行う尾行の手法】
- 徒歩尾行
- 電車など公共交通機関での尾行
- 車両、バイクでの尾行
【探偵の張り込み】
- 2人以上のチームで、別々の場所・出口を張り込む
尾行や張り込みには専門的な技術、機材、経験が必要です。しかしこれらは訓練を積んだ探偵や警察など、ごく限られた職業の人間にのみ備わっているもの。いわば「職人技」ともいえるスキルです。
一般の方が真似をしようとしても、かなり難しいでしょう。
また探偵は対象者に顔を知られておりませんので、尾行がバレる可能性も極めて低く、住所調査が成功しやすい利点があります。
「時間や労力がかからず、バレたときのリスクが少ない」というメリットを考えると、探偵にご依頼いただくことがいかに合理的か、お分かりいただけるのではないでしょうか。
住所調査をスムーズに終えるには「情報」をご提供ください
探偵に住所調査をご依頼いただく際は、お寄せいただく情報が多いほど捜索もスムーズになります。住所調査がスムーズに終われば、調査にかかる費用も少なく済むケースが多いです。
たとえば「ご依頼者様からの情報提供量が多く、情報検索で対象者の居所が分かる住所調査」の場合。
このような住所調査では、探偵の実働(現地での聞き込みなど)を伴わないため、費用を抑えられる可能性が高くなります。
反対に、対象者に関するお手持ちの情報が少ない場合。この場合は地道な聞き込みなどが必要になるため、住所調査の費用も高くなるケースが多いです。
住所調査で教えて頂きたい情報とは
本ページの冒頭では、ご自身による住所調査のリスクについてお伝えいたしました。
ただ、ご自身のできる範囲で情報をお集めいただき、おまとめいただくこと自体はとても良い行動です。
【住所調査に役立つ情報の例】
・対象者の氏名
・生年月日
・電話番号
・元の住所
・顔写
・よく立ち寄っていた場所
・実家の場所
・交友関係
・出身地
・出身校
・勤務先
・車の車種や色、ナンバー
・SNSアカウント
住所調査に際してこのような情報をお持ちでしたら、ぜひ探偵までお伝えください。
また、ご相談の中で何か思い出した情報、手がかりがございましたら、その都度お知らせいただけますと幸いです。
住所調査の内容や方法、費用などに関し疑問や不明点がございましたら、探偵事務所アーガスまでお気軽にお問い合わせください。