バレにくい方法はある? 浮気調査で「尾行」をするときのポイント
「彼が浮気をしているのではないか」
「夫に不倫相手がいるのではないか」
こういった疑惑を抱え、単独で尾行による浮気調査をしようとする女性もいるかもしれません。尾行調査をセルフでおこなう場合には、失敗やトラブルを防ぐための注意点を十分に把握しておきましょう。
この記事では、彼や夫の浮気調査で尾行をするときのポイントについて紹介していきます。
徒歩で尾行をするときのポイントとは?
駅周辺の繁華街などでは、歩いて尾行をすることがほとんどです。徒歩での尾行は以下のようなポイントに気をつけましょう。
1. いつもと違う服装を選ぶ
尾行をするときには、普段と違うファッションやメイクをするのがおすすめです。
普段通りの格好で尾行をすると、ターゲットに見つかってしまうおそれがあります。特に、彼や夫の浮気の証拠をつかむための尾行では、ターゲットは周囲の様子を注意深く観察することがあるため、普段通りの服装ではバレやすいのです。
かといって、サングラスやマスクで変装するなどして尾行をすると、不審者として通報されてしまうこともあるので気をつけましょう。
2. 自然な雰囲気を装う
初めて尾行をする人は、ついターゲットのことを注意深く観察してしまうものです。しかし、ターゲットばかりを見ていると、相手に「誰かに見られているのでは」と警戒心を抱かせることになるかもしれません。
尾行をするときには一点に注目するのを避けて、自然な雰囲気を装うようにしましょう。ターゲットの顔や体に目を向けず足元を見るようにすれば、気づかれにくい上に見失いにくくなります。
3. 距離をとって尾行する
徒歩での尾行は、ターゲットに気づかれないようある程度距離をとっておこなうのがおすすめです。相手との距離が一定以上縮まらないよう、適切な距離を保ちましょう。
ただし、警戒するあまり距離を取りすぎると、遠ざかってターゲットを見失ってしまうことになります。近すぎず遠すぎずという自然な距離を保ち、上手に尾行してみましょう。
車で尾行をするときのポイントとは?
浮気調査のために車を使って尾行をするという方法も検討してみましょう。ただし、車での尾行には気をつけるべきポイントがいくつもあります。
1. 自家用車以外を使う
ターゲット車種やナンバーを把握されている自家用車では、尾行に簡単に気づかれてしまいます。車を使った尾行をするときにはレンタカーを使うのが有効策といえます。
レンタカーを借りるときには、販売台数の多い車や目立ちにくい車を選ぶようにしたいものです。また、業務用の車のように見える車種や、細い道でも楽に入っていけるバイクを使って尾行をする人もいます。
尾行する対象に気づかれないよう、少し離れて尾行するのが重要なポイントです。
2. 不自然でない場所に駐車する
ターゲットがマンションやホテルに入った場合には、周辺に車を止めて張り込みをすることになります。このとき、不自然な場所に車を停めると気づかれる可能性が高まってしまいます。
公園の脇など車を停めやすい場所を選び、少し離れた場所で相手の動向を探るようにしましょう。ほかに路上駐車をしている車があれば、その後ろに車を停めるのがおすすめです。
3. 交通ルールを守る
車で尾行するときには交通ルールを守ることが大切です。たとえば、張り込みのために長時間駐車や停車をした結果、駐禁を取られてしまうといったことのないよう気をつけましょう。
また、尾行中に相手の車を見失わないようにとスピードを出しすぎるのは危険です。尾行中には焦りや緊張によって普段通りの運転ができなくなることもあるものです。一瞬の気の緩みが事故につながるケースもあるので、十分注意しましょう。
浮気調査の尾行をセルフでおこなうのはかなり大変!
尾行をしたことがない人が、1人で尾行調査をするのはかなりリスクが高い行為といえます。ここからは、素人の尾行調査が難しい理由を確認していきましょう。
1. うまくいかないことが多い
尾行に慣れていない人がターゲットを見失わずにあとをつけるのはかなり難しいものです。
ターゲットは徒歩移動だけでなく、途中でバスや電車、タクシーに乗るかもしれません。こういったときにうまく対応できなければ、ターゲットを見失ってしまいます。
かといって、自転車やバイクを使っての尾行は相手に悟られやすいものです。
2. 相手にバレてしまうおそれがある
尾行がターゲットにバレてしまいトラブルになるケースは少なくありません。
人の多い街なかであっても、見知った顔には目が留まりやすいものです。ターゲットに顔が知られている人が気づかれずに尾行を続けるのは至難の業といえるでしょう。
彼や夫の浮気調査で尾行がバレたことがきっかけで関係が悪化し、別れに至るケースは多いものです。また、尾行に気づかれたことをきっかけに浮気を徹底的に隠すようになる男性もいるものです。いずれにしても、かなり不利な状況に陥ってしまうことは間違いなさそうです。
3. 違法行為に該当する可能性もある
尾行をするときには、違法行為にあたらないかをチェックしておく必要があります。
たとえば、浮気相手のマンション敷地に立ち入った場合には住居侵入罪や建造物侵入罪が適用されることがあります。車やバイクによる尾行では、交通違反を起こさないよう注意しましょう。ほかに、尾行がきっかけで軽犯罪法にあたるつきまとい行為や迷惑防止条例などで訴えられてしまうケースもあります。
違法な行為で集められた証拠は、証拠として認められないことがほとんどです。証拠を揃えて離婚しようという場合、裁判で不利になる可能性も考えられるので気をつけましょう。
リスクの少ない浮気調査方法はある?
尾行による浮気調査は大きなトラブルにつながりやすいなど、リスクが大きいものです。また、尾行が成功したとしても違法行為をしてしまった場合にはせっかく得た証拠がムダになってしまうこともあります。
確実に証拠を集めて有利な状況に立ちたいのであれば、浮気調査はプロに任せるのが無難といえるでしょう。
探偵事務所に浮気調査を依頼するメリット
尾行などの浮気調査は、探偵事務所で依頼することができます。
探偵事務所に所属する探偵は、状況に応じた尾行のテクニックや、ターゲットに気づかれずに有効な証拠を集めるためのノウハウを持ち合わせています。もちろん、探偵は尾行にあたって注意すべき法律についても把握しているので、合法の範囲内できちんと調査してくれるものです。
尾行はただあとをつけるだけの単純なものだと考える方もいるかもしれません。しかし、ターゲットに気づかれることなく有効な証拠を集めるのはかなり難しいのです。尾行に失敗した場合には相手との関係が悪くなり、不利な状況に陥ってしまう可能性が高まります。
浮気調査をしたいときには、専門家である探偵事務所に調査を依頼するのがおすすめです。尾行の方法を熟知した探偵を選んで依頼すれば、効率的に浮気の証拠を集めてもらえることでしょう。