浮気調査だけじゃない!探偵事務所が解決できる意外な悩み
探偵事務所は、浮気調査のイメージが強いかもしれませんが、実際にはそれだけではありません。皆様の身近な、そして深刻な悩みを解決する力強い味方となり得ます。ここでは、浮気調査以外に探偵事務所がどのようなお悩みを解決できるのか、より詳しくご説明いたします。
・探偵事務所にどのような悩みを相談できるか
1. 人探し・行方調査
人探しは、探偵事務所に寄せられる依頼の中でも比較的多いものです。対象者の状況によって、調査方法や難易度が大きく異なります。
・家出人捜索
:家庭環境、人間関係、金銭問題、精神的な悩みなど、家出の理由は様々です。探偵は、手がかりとなる情報(写真、SNSアカウント、過去の交友関係、持ち物、最後に目撃された場所など)を基に、独自のネットワークや情報収集力を用いて対象者の居場所を特定します。警察の捜索とは異なり、家出人の心情に配慮した調査を行うことも可能です。例えば、未成年者の家出の場合、保護を最優先に考え、慎重に調査を進めます。
・事例
:家庭内不和で家出した娘の捜索依頼。SNSの投稿から行動範囲を絞り込み、友人関係を調査することで居場所を特定。
: 借金を苦に失踪した夫の捜索依頼。過去の勤務先や取引先を調査し、滞在先を特定。
・恩人・知人捜索
:昔お世話になった方や、連絡が途絶えてしまった知人を捜したいという依頼です。氏名、出身地、最終的な連絡先、勤めていた会社などの情報があれば、発見の可能性は高まります。探偵は、戸籍調査(弁護士を通して行う場合が多い)、関係者への聞き込み、過去の住所地の調査などを行い、対象者の消息を辿ります。
・事例
:学生時代にお世話になった恩師の消息を知りたいという依頼。卒業アルバムと当時の住所を元に調査を行い、現在の連絡先を特定。
:長年連絡を取っていなかった友人の消息を知りたいという依頼。共通の知人を辿り、現在の居住地を特定。
・債務者捜索
:借金をしたまま行方をくらましてしまった債務者を捜索する依頼です。債権者からの依頼を受け、法的な範囲内で調査を行います。住所、勤務先、家族構成、車のナンバーなどの情報が重要となります。探偵は、住民票の調査、勤務先の調査、車両ナンバーからの情報照会などを行い、所在を特定します。
・事例
:貸したお金を返さずに失踪した知人の捜索依頼。勤務先を突き止め、現在の居住地を特定。
:夜逃げ同然で姿を消した債務者の捜索依頼。以前の居住地周辺の聞き込みや関係先への調査を行い、転居先を特定。
2. 身上調査
身上調査は、結婚、就職、取引など、人生の重要な局面で、相手方の情報を知りたいという場合に依頼されます。
・結婚前調査
:結婚相手の家族構成、経歴(学歴、職歴)、交友関係、借金、過去の異性関係、犯罪歴などを調査します。結婚後のトラブルを避けるために、重要な情報となります。ただし、差別につながるような調査(出自、病歴など)は法律で禁止されています。
・事例
:結婚を考えている相手の過去の離婚歴を知りたいという依頼。戸籍謄本の調査等を行い事実を確認。
:結婚相手の借金について不安を感じているという依頼。信用情報機関への照会等を行い、借入状況を把握。
・雇用調査
:採用を検討している人物の経歴詐称(学歴、職歴の詐称)、反社会勢力との関わり、過去のトラブルなどを調査します。企業の信用リスクを回避するために行われます。
・事例
:採用面接で虚偽の職歴を申告していた人物の調査依頼。前職の企業に問い合わせることで虚偽を立証。
:採用予定者が過去に起こしたトラブルについて調査依頼。関係各所への聞き込みや記録調査を行い、事実関係を把握。
・取引先信用調査
:取引を検討している企業の経営状況、財務状況、過去トラブル、訴訟歴などを調査します。取引リスクを評価するために重要な情報となります。
・事例
:新規取引先の経営状況に不安を感じているという依頼。登記簿謄本の調査や財務諸表の分析等を行い、経営状況を把
:取引を予定している企業が過去に起こした訴訟について調査依頼。裁判記録の調査等を行い、事実関係を把握。
3. ストーカー・嫌がらせ調査
ストーカーや嫌がらせは、被害者の精神的な苦痛だけでなく、生命の危険にも繋がる深刻な問題です。
・ストーカー調査
:尾行、待ち伏せ、つきまとい、無言電話、SNS等での執拗なメッセージ送信などの行為者を特定し、証拠(写真、動画、メッセージの記録など)を収集します。警察への告訴や法的措置に必要な情報を提供します。
・事例
:知人男性から執拗に付きまとわれている女性からの依頼。尾行調査を行い、証拠を収集し、警察への相談を支援。
:別れた恋人からSNSで誹謗中傷を受けている女性からの依頼。メッセージの記録を証拠として収集し、法的措置を支援。
・嫌がらせ調査
:無言電話、誹謗中傷の手紙、インターネット上での誹謗中傷、落書きなど、嫌がらせ行為の証拠を収集し、行為者を特定します。
・事例
:近隣住民から嫌がらせを受けているという依頼。証拠となる写真や動画を収集し、自治体への相談を支援。
:インターネット上で誹謗中傷を受けているという依頼。投稿者の特定調査を行い、法的措置を支援。
・盗聴・盗撮器発見調査
:自宅やオフィスなどに盗聴器や盗撮器が仕掛けられていないか調査します。専門の機器を用いて電波の発信源を探し、盗聴器・盗撮器を発見、撤去します。プライバシー侵害の有無を確認し、発見した場合は撤去のアドバイスなどを行います。
4. その他の調査
上記以外にも、以下のような調査が可能です。
・不正調査 (社内不正、横領など)
:企業内での不正行為(横領、情報漏洩、不正取引、背任行為など)の事実確認と証拠収集を行います。内部告発を受けた場合や、不正の疑いがある場合に、客観的な調査を行うことで、事実関係を明確にします。
・事例
:従業員による会社の資金の横領
:競合他社への機密情報の漏洩
:架空取引による会社の損失
・遺産相続に関する調査
:遺産分割協議において、相続人の特定、遺産の所在調査、遺言書の有無などを調査します。相続人間で意見が対立している場合や、遺産の全容が不明な場合に、円滑な遺産分割をサポートします。
・事例
:行方不明の相続人の捜索
:故人の隠し財産の調査
:遺言書の真偽鑑定のための情報収集
・子供素行調査
:お子様の素行調査は、親御様が心配されているお子様の行動や交友関係、生活状況などを調査し、問題行動の早期発見や非行防止を目的としています。
・事例
:最近、お子様の帰りが遅く、誰とどこで何をしているのか分からず心配している。
:お子様が急に高価な物を欲しがるようになり、お金の出所が分からず不安を感じている。
・高齢者の見守り調査
:高齢者の見守り調査は、一人暮らしの高齢のご家族の安否確認や生活状況の把握を行い、孤独死や事故、詐欺被害などのリスクを軽減することを目的としています。
・事例
:遠方に住んでいる一人暮らしの親のことが心配で、定期的に様子を見てほしい。
:最近、親の様子がおかしいと感じているが、直接聞き出すことができないため、状況を把握してほしい。
・それぞれの調査にかかる時間や費用について
1. 人探し・行方調査
・時間: 数日から数ヶ月と幅広く、対象者の情報量、失踪からの経過時間、移動範囲などによって大きく変動します。情報が少ない場合や、遠方へ移動している場合は、長期間の調査が必要となることがあります。
・費用: 数十万円から数百万円と、調査時間と比例して高くなる傾向があります。情報収集費用、交通費、宿泊費などが含まれます。
・費用を左右する要因
:対象者の情報量(氏名、生年月日、写真、住所、連絡先、交友関係など)
:失踪からの経過時間
:対象者の移動範囲
:調査員の人数
:調査方法(張り込み、尾行、聞き込み、情報照会など)
・例: 短期間の家出で、情報が豊富にある場合は、比較的短期間・低費用で済む可能性があります。しかし、長期間失踪しており、情報が少ない場合は、長期間・高費用となる可能性が高くなります。
2. 身上調査
・時間: 数日から数週間程度が一般的です。調査対象者の情報量や調査範囲によって変動します。
・費用: 数十万円から百万円程度が一般的です。調査項目、調査対象者の人数、調査方法などによって変動します。
・費用を左右する要因
:調査項目(家族構成、経歴、交友関係、借金、異性関係など)
:調査対象者の人数
:調査方法(戸籍調査、聞き込み、信用情報調査など)
・例: 結婚前調査で、相手の家族構成と経歴のみを調査する場合は、比較的短期間・低費用で済む可能性があります。しかし、交友関係や借金なども詳細に調査する場合は、長期間・高費用となる可能性が高くなります。
3. ストーカー・嫌がらせ調査
・時間: 数日から数週間程度が一般的です。ストーカー・嫌がらせ行為の頻度、証拠の有無、犯人の特定難易度などによって変動します。
・費用: 数十万円から数百万円程度が一般的です。証拠収集にかかる時間、調査員の人数、特殊機材の使用などによって変動します。
・費用を左右する要因
:ストーカー・嫌がらせ行為の頻度
:証拠の有無
:犯人の特定難易度
:調査員の人数
:特殊機材の使用(カメラ、録音機など)
・例: ストーカー行為が頻繁に行われており、証拠が少ない場合は、長期間・高費用となる可能性が高くなります。しかし、証拠が揃っており、犯人の目星がついている場合は、比較的短期間・低費用で済む可能性があります。
4. その他の調査
:いじめ調査: 数日から数週間程度が一般的です。いじめの状況、関係者の人数、証拠の有無などによって変動します。
:近隣トラブル調査: 数日から数週間程度が一般的です。トラブルの内容、関係者の人数、証拠の有無などによって変動します。
:不正調査: 数日から数ヶ月程度が一般的です。不正の内容、規模、関係者の人数、証拠の隠蔽状況などによって変動します。
・探偵事務所が持つ専門知識や技術
1. 尾行・張り込み技術
・対象者に気づかれることなく、行動を追跡する技術です。徒歩での尾行はもちろん、車両、電車、バスなど、あらゆる移動手段に対応できる技術、長時間にわたる張り込みに耐えうる精神力と観察力、状況に応じて臨機応変に対応する判断力などが求められます。
・役立つ場面
:浮気調査: 配偶者の不貞行為の証拠を押さえるために、浮気相手との密会場所や行動を特定します。
:ストーカー調査: ストーカー行為の証拠 や、ストーカーの身元特定に役立ちます。
:企業調査: 社員の不正行為や情報漏洩の証拠を押さえるために、対象者の行動を監視します。
:行方調査: 行方不明者の足取りを追跡し、居場所を特定する手がかりを見つけます。
2. 情報収集技術
・公的機関への情報照会(法的に許される範囲内)、データベース検索、インターネット調査、関係者への聞き込みなど、様々な方法を駆使して必要な情報を収集します。情報源の真偽を見極める能力、情報を整理・分析する能力も重要です。
・役立つ場面
:身上調査: 結婚相手や雇用予定者の身元、経歴、家族構成、交友関係などを調査します。
:企業調査: 取引先の信用状況、経営状況、過去のトラブルなどを調査します。
:人探し: 行方不明者の情報や手がかりを収集します。
:不正調査: 社内不正や横領などの証拠となる情報を収集します。
3. 撮影・録音技術
・高性能なカメラや録音機器を使用し、証拠となる写真や動画、音声などを撮影・録音します。対象者に気づかれないように撮影・録音する技術、暗所や遠距離からの撮影技術、裁判で証拠として認められる品質で記録する技術などが求められます。
・役立つ場面
:浮気調査: 不貞行為の現場写真や動画を撮影します。
:ストーカー調査: ストーカー行為の証拠となる写真や動画、脅迫などの音声データを記録します。
:不正調査: 不正行為の現場写真や動画、関係者の会話などを記録します。
4. 法務知識
・探偵業法をはじめとする関係法令を遵守し、合法的な範囲で調査を行うための知識です。プライバシー侵害、名誉毀損、個人情報保護法などに抵触しないように、常に法的視点を持って調査を行うことが求められます。
・役立つ場面
:全ての調査: 調査活動が法律に違反していないかを確認し、依頼者と自身の安全を守ります。
:証拠の提出: 収集した証拠が裁判などで有効となるように、適切な方法で収集・保管します。
5. その他
:運転技術: 尾行や張り込み、現場への移動などで安全かつスムーズな運転技術が求められます。
:コミュニケーション能力: 依頼者との面談や情報共有、関係者への聞き込みなどで、的確なコミュニケーション能力が求められます。
:秘密保持能力: 依頼内容や調査結果など、業務上知り得た情報を厳重に管理し、秘密を保持する能力が求められます。
:リスクアセスメント: 調査対象や状況に応じて、起こりうるリスクを事前に評価し、適切な対策を講じる能力です。例えば、危険人物の調査を行う場合、調査員の安全を確保するための対策を事前に検討します。
:急時対応: 調査中にトラブルが発生した場合(対象者に気づかれた場合、事件に巻き込まれた場合など)に、冷静に対応する能力です。状況を瞬時に判断し、適切な行動をとることで、被害を最小限に抑えます。
最後に
もし、誰にも相談できずに一人で悩んでいることがあれば、一度探偵事務所にご相談ください。専門家の知識と経験が、きっとお役に立てるはずです。秘密厳守で対応いたしますので、安心してご相談ください。皆様の安心と安全のために、探偵事務所は常に皆様の力強い味方です。